あしボク編集Blog

アクセスカウンタ

zoom RSS 連載:酔田振男の酔いどれ前のひとりごと vol.76 重箱のスミ〜2006年3月号

<<   作成日時 : 2006/03/13 23:57   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像


vol.76 重箱のスミ〜2006年3月号


★ワールド・ボクシング

画像○伝説のトレーナー、アミルカル・ブルーサは言う。
「昔のボクシングは優雅だった。1ラウンドに20発ぐらいパンチを出せばよかった。でも今は100発から120発ぐらい出さないと勝つ可能性がなくなる」

 見る側の態度にも石を投げられたような、風潮だからといってしまえばそれまでだけど、ふっとそんな気がしたよ。

ナジーム・ハメド
 ちょこっと登場。あたしゃ、あんたを贔屓にしてたのにさ。

○マイケル・カーバハル、ウンベルト・ゴンサレス、そろって殿堂入り。
 文句ないが、なんだろな、おれには、この二人、スター選手だったんだけど何かが足りなかった。甘味をひきたたせる塩みたいな隠し味がなかった。おれにはだよ。

 もう一人のエドウィン・ロサリオ。こっちは鮮明だ。レナード、ハーンズの次の世代として、ヘクター・カマチョとともに台頭してきたという印象だった。30cmあれば相手を倒せることを具現してくれたボクサーだった。ずっと前に死んじゃってんだよなあ。

○読者のコーナーで、後楽園ホール通いづめのファンが紹介されている。
 その熱情が羨ましい。おれにだってボクシング一途のときがあったはずなんだけどな。


★ボクシング・マガジン

画像○越本隆志世界奪取。
 そのタイトルその年齢そしてギャラなし、いろんな意味でその勝利はエポック・メイキングだ。

「父はふいにスタッフに頭を下げた。『オレがおらんようになっても隆志をよろしく頼みます』心の奥底では負けても息子はまだ戦い続けるという確信があったのかもしれないし、王者に支払う約3000万円のファイトマネーと引き換えに挑戦者に無報酬の戦いを頼まなければならなかったジム会長として、瀬戸際に立たされているという思いもあったのだろう。それともただ単に、澄み渡った覚悟の表れだったのか」

 わかんないけど、負けていたら、この会長は自殺とか失踪とか自己破産とか、そんなことを考えていたんじゃないかと、わかんないけど。世界戦のために用立てた金を結局返済できなくて、いなくなってしまった他ジム会長の話を思い出した。あと、鬼塚勝也が観戦記を寄せている。これはこれで意味深長なものを感じてしまった。理由は、面倒くさいから言わない。

○「I Think・・・・ボクシングは分かりにくいのか?」
 論点がずれるが、ボクシングは分かりにくいという意識があるうちはだめなんだろうなあ。

 ボクシングに限らず、スポーツって分かんなくてもいいわけよ。F1のルールとかフィギアスケートの採点基準とか相撲の決まり手とかトリプルアクセルとかラージヒルとか、知らなくてもいいわけよ。見る人は見るし、面白いと思う人は思うし。なんとかしたいねえ。

○「一撃必倒 マイク・タイソン」
 マービス・フレージャー戦がおれにはベストだなあ。リングを切るっていうか刈るっていうか、どんどんリングが消えていって、相手を袋小路に追い込んでフィニッシュ。ボクシングの、そら恐ろしさの極北だと今でも思う。

 昨今は衛星放送が当たり前だが、これもいずれブロードバンドに凌駕される気がするけれど、タイソンは地上波で見られた最後の怪物かもしれない。それにしてもあのころのタイソンをしっかり覚えている人、あなたもわたしも年を重ねたのですぞ。あの年に生まれた人が今年二十歳。

 とほほ。


▽バックナンバー
vol.75 悪いのはだれだ? おれだ…
vol.74 オサム会長はおっきいのがお好き
vol.73 重箱のスミ〜2006年2月号
vol.72以前 夜明け前,カメダ・ワールド,重箱のスミ〜2006年1月号,逆転の貴公子,ほんの少しの恐怖,ジャブを出せ,ガッツ石松 vs ロベルト・デュラン〜もちろん架空〜エキジビション,最強という名の幻想,年間最高試合について,これぞ伝説,アリ、フレージャー、そしてフォアマン,だけどファイティング原田は好きだった,なんとなく空想対決[G.フォアマン vs B.サップ],拳聖....etc.


■酔田振男(よった・ふりお)
1953年生れ、東京都出身。街頭テレビで藤猛vsニコリノ・ローチェを見てボクシングに惹かれて観戦に通う。今はもっぱらテレビ観戦。ここ数年は週2回のキャバクラ通いに余念がない。(有)トランス企画社長。独身。


 _/_/_/_/_/   _/_/_/_/_/   _/_/_/_/_/

※昨年12月15日に刊行しました白夜ムック『ボクサー亀田興毅の世界』でのプレゼント、ご応募の締め切り日は・・・2006年3月15日消印有効 です(発表は、各プレゼントを当選者に発送することでかえさせていただきます)。引き続きたくさんのご応募、お待ちしています!

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
連載:酔田振男の酔いどれ前のひとりごと vol.76 重箱のスミ〜2006年3月号 あしボク編集Blog/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる