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zoom RSS 酔いどれ前のひとりごと vol.84 重箱のスミ〜2006年9月号

<<   作成日時 : 2006/08/26 16:06   >>

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vol.84 重箱のスミ〜2006年9月号


★ワールド・ボクシング

画像○ボクシング時評

 書いてる人になんのうらみもないけど、内容は情けない。

「筆者がこれまでに見てきた極度にアンフェアなジャッジに比べたら、今回はミスジャッジとまでは言えない。私の採点は1ポイント差で亀田の勝ちであったが、ランダエタの勝ちという結果が出ても、黙ってうなずいていただろう」。

 これがプロの書く文章か。負けを勝ちにして騒動になりボクシング危急存亡のときに、どちらが勝ってもおかしくないと自分は安全地帯に逃げて、どこからも非難されない卑怯な物言い。亀田の経済効果は100億とも言われていて、その影響を知らぬわけではあるまいに。いや、知ればこそか、とぼけて「異常な大騒動」と言う。

 文中に紹介されてるミスジャッジ事例、花形進の世界戦、たしかにあれは勝敗が逆だったけど、鬼塚勝也という、卑近な例があるだろに。ま、立場上、書けないだろが。

 鬼塚は世界戦6勝1敗だが実は2勝5敗で、5敗のうち陥落をのぞいた4敗(4勝)は二度も三度もビデオ見て鬼塚の勝ちを探したが見つけることができなかった。今回また亀田でビデオ見直すなんて、鬼塚のころを思わずにはいられなかった。

 そうすると、それはそれで実際に見るのとテレビで見るのは違うなんてことを言うのがいる。実際に見るのが正しいんだと言いたいわけで…なら、もうボクシングなんて一切テレビで流すな。そんなことぬかすならアンダーグラウンドでやっていけ。判定そのものに対する解説検討もさかんになったが、今回の事件を正当化しようという企みにすぎない。

「多くのファンの印象としては、初回のダウンと最後の2ラウンドの優劣が強烈だったと思う。微細にラウンド毎の優劣を見極めないと、真の勝敗は見えないものなのだ。それをわきまえ、初回の油断、終盤の失速を反省して、明確な勝利を得る戦術、戦略を確立するのが亀田父子のこれからのテーマではあるまいか」。

 中学生の作文だが、「微細にラウンド毎の優劣を見極めないと、真の勝敗は見えない」とはファンをバカにした文言で、だからすぐあとの「わきまえ」というコトバがたまらなくいやらしく聞こえる。

 こんなウソをしゃあしゃあとやってると見向きもされなくなる。するとまた人気低迷を打破するにはああじゃこうじゃとやるんだから。ははは。

 再戦すればいいという声も聞くけど、ないだろね、まっとうにやったら亀田は負ける。それ、陣営はわかってると思う。力の差とは言い切れないが、相性がよくない。「明確な勝利を得る戦術、戦略を確立するのが」テーマだと結ぶが、正直ね、亀田興毅はここらが限界かなと、試合見てていちばん思ったことだよ。彼のボクシングは型ができているから、それを変えることはできないだろうし、いやなことだけど、あとはもうパワーつけて、なんとかやりやすい相手を選んで、いけるとこまでいくしかないと思う。

 と書いて編集部に送ったら…10月に再戦することが決まったんだとか。これはこれで英断か。まあしかし、「必ず勝つ、KOで勝つ」のは困難だというこっちの見立ては変わらない。

 それにしてもさ、次を頑張れって、これまたよく聞くけど…ボクサーに罪なしは承知してるけど、どうなんだろね。今回はしょうがない、次を頑張れって、そう言うしかないぶぶんもあるんだけどさ、少年少女にはこんな有様、どんなふうに映ってるんだろ。“1回だけならどんなわりいことも許す”って、おれがガキだったら都合いいようにそう解釈するだろな。

 以上、提灯持ちの記事に対して、掲示板の書き込みふうにやってしまった。


画像★ボクシング・マガジン

○ボックスシート

 グッドです。今回これだけ、ごめんなさい。


▽バックナンバー
vol.83 夢の始まりは…
vol.82 重箱のスミ〜2006年8月号
vol.81 拳聖ふたたび
vol.80 重箱のスミ〜2006年7月号
vol.79 重箱のスミ〜2006年6月号
vol.78 重箱のスミ〜2006年5月号
vol.77 重箱のスミ〜2006年4月号
vol.76 重箱のスミ〜2006年3月号
vol.75 悪いのはだれだ? おれだ…
vol.74 オサム会長はおっきいのがお好き
vol.73 重箱のスミ〜2006年2月号
vol.72以前 夜明け前,カメダ・ワールド,重箱のスミ〜2006年1月号,逆転の貴公子,ほんの少しの恐怖,ジャブを出せ,ガッツ石松 vs ロベルト・デュラン〜もちろん架空〜エキジビション,最強という名の幻想,年間最高試合について,これぞ伝説,アリ、フレージャー、そしてフォアマン,だけどファイティング原田は好きだった,なんとなく空想対決[G.フォアマン vs B.サップ],拳聖....etc.


■酔田振男(よった・ふりお)
1953年生れ、東京都出身。街頭テレビで藤猛vsニコリノ・ローチェを見てボクシングに惹かれて観戦に通う。今はもっぱらテレビ観戦。ここ数年は週2回のキャバクラ通いに余念がない。(有)トランス企画社長。独身。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
長いこと記者やってるってだけのおっちゃんだよね。
わざしあ
2006/08/27 04:18
半分賛成で、半分反対です。
接戦だと思ったし
普通にこんな騒ぐような判定とも思えないし
「解説検討」もスポーツなんだから当然じゃないですかね?
無い方が非常に変、とういうか異常ですよ。
どこが問題かメディアが考えたり解説がないと
一般人も分からないし解決に向かわないと思いますが。

でもこれだけ騒ぐのも当然とも思う。
亀田家の言動にボクシング界のイメージが重なって
一般の殆どが負けと見たんだから。
これで騒がなかったらかえって変ですね。
上のと矛盾してるけど。
玄人にしか分からないならアングラでやれ、賛成です。

ファンは採点問題を考えて是正へ向けて声を上げてくのが本筋だと思います。
でもそうなってないのは何て言うか哀しいようなまぁいつもの事だなぁって言うか。
再び他で同じこと起こるけど同じ事言うんですかねぇ。
それを望んでないのに
だったら採点法改善とかの方をメインで考えろよって思いますが。
body
2006/08/27 15:40

貴誌のような貴重なメディアにもこっちメインでいって欲しいんですが。
それこそオピニオンリーダーだって思うんですがご検討よろしくお願いします。
まぁ採点法と言っても問題点は多岐にわたってるんで
簡単じゃ済まない非常に難しい問題ですが。
body
2006/08/27 15:41
亀田の悪口を書くのは、それもあなたの仕事のひとつなのでしょうからいいとして。同業者の悪口まで書くとは・・・。
亀田ファンの一人
2006/08/28 11:22
酔田さんの書いていることは、「批評」「批判」の範疇に入るものであって、「悪口」とは違うと思いますね。
今回の世界戦に対する論評がすべて「勝った」「強かった」でなければいけないのだとしたら、それは言論統制になりますよね。戦前の日本に逆戻り。今回の試合内容であれば、議論百出の状態こそが健全なのではないかと思います。
それを「悪口」で片づけてしまうのは、あまりに感情的に過ぎます。
John Lee Hooker
2006/08/28 12:32
酔田さんに全く同感です。あのコラムを読んでワールドボクシングの定期購読を止めました。
リングドクター
2006/08/28 16:46
 いろんな言いよう、聞きよう、読みようがありますね。

 ただ、亀田が負けたと思ったとしても、そのとおりに(あくまで理性的にね)「負けたと思う」と率直に言いづらい雰囲気がある・・・のはなんとなく感じます。
Inoue
2006/08/29 03:01
でもね、こういうときだからこそ、すみやかに、はっきり、物申さなけりゃいけない。ジャーナリズムなら、ボクシングが好きなら。ほんとはね。
コメントいろいろありがとうございます。
酔田
2006/09/15 14:48

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