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zoom RSS "あたし"のボクシング....ウエキョンの女子ボクシングレポート vol.39

<<   作成日時 : 2007/11/14 23:40   >>

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vol.39 風神見参 ライカタイフーン


画像 さる11月10日(土)、東京・新宿FACE――ライカ自主興行!

 今までとは気合いの入り方が違う! だって初めてお知らせもらったし!
(いやいや今までの興行主さんにもよくしていただいていましたよー。ただ知らせていただいたのは初めてで、こんなささやかなコラムでもって、うれしく思います♪)

 とはいえ、取材はちょっと大変だったのです。なんせチケットは完売!

 当日出されたスタンディングチケットも発売10分で完売!

 今までは、ずっと空いている席に座って観戦していたけど、今回はとても無理。立ちっぱです。まあでも嬉しい悲鳴です。

 今回は編集部員両名とも行けなくなり、急遽カメラマン役で、プロボクサー須賀寿江さんに助けてもらいました。

 ちょっと駆け足だけど・・・どうぞご一読を。
《文中敬称略》


【第1試合 バンタム級4R】

奈月(Battle Army) vs. 石川範子(TKM)
 
画像 保育士ボクサー奈月が、子供たちの応援を受けて登場! 対する石川は無敗のバンタム級新星。

 重心を低くし突っ込んでいく奈月と、背筋を伸ばしジャブで突き放す石川。相手を見ている分、有効打は石川に分が。

 ラストラウンドでは両者ともにスタミナ切れかベタ足での応酬。

 40-39、39-37、39-37で石川の判定勝ち。


【第2試合 ミニフライ級4R】

黒田陽子(鴨居) vs. 星畑裕香(フリー)

 動きに切れのありダイナミックな立ち上がり。

 星畑のフォームがキレイでオッと思ったのも束の間、すぐにスタミナ切れ? 確実に当てていく黒田の攻撃により、2Rの終わりにスタンディングダウンを奪われる星畑。

 なんとか4Rを戦った感じだが、ゴング後両者笑顔で抱き合った光景は“やっぱいいなあ女子ボクシングは”と思えた瞬間。

 40-36、40-37、40-37で黒田の判定勝ち。


【第3試合 ミニフライ級4R】

SAKURA(Battle Army) vs. サヤカ(ナックルスポーツ)

 可愛い系で人気の2人。

 サヤカは現役女子高生で、序盤ジャブとコンビネーションが冴える。常にコスチュームでも魅せるSAKURAが、上下と打ち分け、何度もサヤカをロープに詰めた。

 判定は三者40-36で、SAKURAの完勝。


【第4試合 ミニフライ級4R】

相川周子(BCG&マッハ道場) vs. 伊藤まみ(TKM)

 様子見の1R、両者前へ前への2R。

 そして3R、力尽きかけてきた相川に伊藤がラッシュ。スタンディングダウンを奪い、さらなる追い打ちを畳み掛け、フィニッシュへ。

 3R1分23秒、伊藤のTKO勝利。


【エキシビションマッチ Part 1】

神村エリカ(山木) vs. 仲田幸都子(甲府ヨネクラ)

 神村は女子キックを席巻する脅威の14歳とのことで、今回がボクシングデビュー。

 対する仲田は小学5年生で全国ちびっこ大会MVPの実力者。スイッチも上手くてさすが! の仲田だが、神村もなかなかのボクシングセンス。

 体格が違い過ぎて見ていて怖かったのが残念。


【エキシビションマッチ Part 2】

ツバサ(山木) vs. 山口直子(山木)

 3年ぶりの山口直子。

 その実力は健在だったけれど、現役王者ツバサの前に少し苦しい立ち回り。しかし今後もぜひ続けて欲しい!


【第5試合 48キロ契約6R】

渡辺まりか(F・I・TEN) vs. 上村里子(フィオーレ)

画像 着実に試合数を重ね、レベルアップしている2人。間違いなく楽しみなカードだった。

 しかし、距離を取ろうとする上村に、闘志全開で向かっていく渡辺。

 危険だと思った瞬間、渡辺の強烈なカウンター左ストレート。上村は足がもつれたまままっすぐに倒れ、ダメージは2Rまで持ち越されてしまう。

 渡辺のラッシュに何とか防戦するも、こんなに長く感じたラウンドは久しぶり。体を支えることもままならなくなり、セコンドがタオルを投入…。

 2R1分58秒、渡辺のTKO勝利。


【第6試合 フライ級8R】

ツナミ(山木) vs. 猪崎かずみ(鴨居)

画像 絶え間なくジャブを出す猪崎に、上手く入り込み自分の距離に持っていくツナミ。

 歴代挑戦者たちに立ちはだかった猪崎のリーチという壁を、いともあっさりとツナミは崩した。ここまでやりにくそうに戦う猪崎を見たのは初めて。

 後半は、押しはツナミが優勢に。と思いきやいやいやまだまだスリリングな攻防は続き、あっという間の8Rだった。

 80-75、80-77、78-76でツナミの快勝。


【第7試合 WIBA世界ライト級タイトルマッチ10R】

ライカ(山木) vs. アン・マリー・サクラート(アメリカ)

画像 初のプロモーター業をやりながらのメインは、すごい! の一言。

 そしてアメリカからの挑戦者は、ランキング1位の、先日WBCライト級王者になったばかりのツワモノ! 間違いなく最強の挑戦者だ。

(背中の真ん中の筋肉があれだけ盛り上がった女性は初めて…かも)

 試合は、始まった途端に会場中の空気感が変わるほどの緊迫と迫力に溢れたものになった。

 相手の打ち終わりにパンチを繰り出し、うまくあてていくライカ。互角と見えて、ライカの方が技術的に上ではないかと、わりと早いラウンドで思った。そして、左フックとボディが冴える! サクラートの勢いが失速していく。

画像 5Rではライカが詰め打ち、ヒートアップ。

 7Rでもラッシュを。両者のパンチの重い音が響く。

 8R、ライカの鮮烈な右ストレートから左フックがクリーンヒット。流血しながらも倒れないサクラートはさすが王者! しかし走るように追撃するライカに、後ずさる挑戦者。それでもド突き合いは続き、最終10Rへ。

 緊迫した会場の中、重い音と飛び散る汗がリングを際立たせる。急にこみ上げてくるものがあった。今年のベストバウトかも。

 スコアは99-93、95-95、97-93。3-0でライカの防衛!

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 いやぁー、お疲れさまでした! すばらしい戦いをありがとう!

 この日の様子は、15日(あした!)と、16日(あさって!)に、CS局のスカイ・Aで放映されます。解説は時の人、WBC世界フライ級チャンピオン、内藤大助!


 さてさて来年1月! ようやく日本ボクシングコミッション(JBC)が、女子のプロテストを始めます。

 今後の女子ボクシングシーンがどうなっていくか…今以上に見逃せなくなりますよ!


★ライカ オフィシャルサイト
 ↓
http://www.sweet.jp/raika/

★ライカ オフィシャルブログ
(試合直後の写真もアップ! プロモーター・ライカの奮闘記)
 ↓
http://blog.livedoor.jp/raika2005/


▽バックナンバー
vol.38 いよいよ女子認定へ
vol.37 拳華道「華と拳」@新宿FACE《後編》
vol.36 拳華道「華と拳」@新宿FACE《前編》
vol.35 山木祭@新宿FACE
vol.34以前


■上杉京子(うえすぎ・きょうこ)
静岡県出身。1993年に渡英、フリーライターをしながら2002年に帰国。格闘技どころか運動さえも苦手だったのに、嫌々入ったスポーツクラブでボクシングにいきなりのめり込む。本業はサブカル系ライター。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
都合により、写真アップはのちほど・・・すみません。
[井]
2007/11/14 23:50
ライカ選手、強豪相手への勝利おめでとうございます。初体験のプロモーター業、WIBA王者として最後になるだろう試合、強豪相手の最高の試合での勝利、興行の前代未聞な大成功と、女子ボクシングにとって歴史的な試合になったと言う印象です。今後JBC認可の選手へと移行するのですかね。そうすると現王座は返上しジム移籍になるのでしょうが、第一人者の今後はこの競技の行方を左右してくと思います。どうなるか分かりませんが、ライカ選手の望むように・一番満足できる形になってほしいと思います。本当にお疲れ様でした。

2007/11/15 02:05

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