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――モニタの片隅からセカイを覗く―― ※バナー作成中 おおひなた、です。 今回もおなじみ(?)、キューバンウォッチングです。今回は長くありません! ご一読、映像チェックいかがでしょうか。 【エルナンデス、難無く13戦目もクリア】 ◆Oct.27 2007@Messehalle, Erfurt, Thüringen, Germany プロモーター:Wilfried Sauerland : Sauerland Event テレビ放送: ARD Sport2 HU クルーザー級8回戦 ○ ヨアン・パブロ・エルナンデス(90.20キロ)/12-0-0, 7KO ――判定 3-0(80-72,80-72,80-72)―― × イスマイル・アブドゥル(90.70キロ)/28-14-2, 10KO ▲Yoan Pablo Hernandez vs lsmail Abdoul 1-2R 以前も触れたクルーザー級のホープの一人、キューバからの亡命者、エルナンデスの13試合目は前戦から2カ月後、ポベトキンvsバード(IBFヘビー級挑戦者決定戦)、シルベスターvsロトロ(EBU (European) ミドル級タイトルマッチ)のアンダーカードで行われた。 前戦のビスポとは力の差がありすぎたため、あっさりと1Rで沈めることができたが、アブドゥルは次のステップとしてちょうどいい相手だった。 このボクサー、つい先頃クルーザー級のタイトルを印象的なKOで奪取したデビッド・ヘイとは EBU (European) クルーザ級タイトルで、ドイツの強打ホープ、IBF、WBOランキング1位のマルコ・フックとはEBU-EU (European Union) クルーザー級タイトルでそれぞれ判定まで粘っている。 過去にはトーマス・アダメク、エンゾ・マッカリネリ、クジストク・ヴロダルチク、ビセンテ・カンタトーレ、ジャコビ・フラゴメニ、デビッド・コステクキなど、数々のランカーや元王者たちと試合をし、ほとんどKOされていない、しぶといベテラン。 ▲Yoan Pablo Hernandez vs lsmail Abdoul 3-5R 最新の試合は、9月に行われた同じSauerland主催のワルーエフ復帰戦興行のアンダーで、Enad Licinaに判定負けしている。 このレベルの相手に難なく、明白に勝っておくことは10回戦レベルにいく前には必要なことだ。プロモーターのSauerland Event陣営もおそらくはそんな意図でやらせたのだろうが、結果、エルナンデスは見事にそれをクリアした。 下がりながらカウンターを狙ってくる相手に対し、ガードを固めた上で右リードからボディも交えた左右フックを多用、サイズの大きさも活かしながら追い込んで、プレッシャーをかけつづけた。 アブドゥルもそこそこのボクサーだからそう有効打は入れられなかったが、7R終了間際にはコーナーに詰めてから左アッパーをもろに顎にブチ込み、ダウン寸前まで効かせている。 ▲Yoan Pablo Hernandez vs lsmail Abdoul 7-8R あと30秒あったらKOできていたかもしれない。文句なし、フルマークの判定勝ち。 4月の試合も8回戦で判定になったが、そのときはスタミナ難を露呈した雑な内容。「正直、荒っぽすぎる」と思ったものだ。 しかし、今回はバテることもない丁寧な試合運びだったし、徐々に、スタミナ以外の他の課題である正確なショット、スムースな連打の繋ぎ、攻防の分離の改善などの点も上向いてきている。 23歳になったばかりという年齢的なアドバンテージがあることだし、デビューからもまだ2年。いまWBAの9位にいるが、焦らず鍛えていく方がいい。あと2年もすればトップ戦線、タイトル争いに加われるだろう。 ▽バックナンバー #012 10.19 ベルリン(ドイツ)興行より #011 7.14 ニュータウン(アメリカ)興行より #010 9.15 ロストック(ドイツ),6.16 ブタペスト(ハンガリー)興行より #009 9.21 リューベック(ドイツ)興行より #008 8.18 ベルリン興行より【後編】 #007 8.18 ベルリン興行より【前編】 #006 キューバ勢ウオッチ【亡命事件の顛末】 #005 キューバ勢ウオッチ【ビデオ観戦…の後編】 #004 キューバ勢ウオッチ【ビデオ観戦…の前編】 #003 キューバ勢ウオッチ【前フリ…の後編】 #002 キューバ勢ウオッチ【前フリ…の前編】 #001 はじめに ■おおひなた れい 19○○年生まれ、東京都出身。八王子に屹立する某美大に、不真面目に通う院生。WEB2.0環境の恩恵を受けて以来、本格的に海外ボクシングを見始める。ジョイス・キャロル・オーツの『On Boxing』やブコウスキーに触発され、ボクシングと芸術の関わりについて日々考察中。約2分ほどプロボクサーを志した過去もあり…。 |
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エルナンデスってトップクラスの国際大会にどれほど出たことあるのでしょうか。プロ転向時に初めて名前聞いたように記憶してますが・・・J・C・ゴメスは国内2番手以降でしたね。欧米ならプロがあるんでいいですが、キューバやアマしかなかった頃の東側諸国の2番手以降の選手の悲哀は厳しい物がありますね・・・。五輪でメダル狙えるのに国内予選で落ちる選手も多いですし。そういう事を考えると、エルナンデスは今は輝かしい将来を夢見て満たされてるんだろうなと思いました。北京でのキューバ代表はどうなるんでしょうね・・・。 |
b 2007/11/26 21:28 |
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