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――モニタの片隅からセカイを覗く―― ※バナー作成中 今回は比較的短いです(笑)・・・よろしくご一読、ご視聴を。 【ソリス、格下相手に快勝でイタリアデビュー】 ◆Feb.28 2008@ロンバルディア州ミラノ(イタリア) 会場:Palalido プロモーター:Salvatore Cherchi : OPI 2000 テレビ放映:sportitalia ヘビー級 8回戦 ○ オドラニエル・ソリス(112.00キロ)/6-0-0,4KO ――KO 3R Time: 1:13―― × Adrian Rajkai(93.00キロ)/15-6-0,4KO ▲Odlanier Solis vs Adrian Rajkai Part1 ホルヘ・ルイス・ゴンザレス以来のキューバ人ヘビー級亡命者として期待されるオドラニエル・ソリスの最新試合は、イタリアへの派遣だった。 現在のイタリアはドイツと比べるとボクシングが盛んとは言えないが、キックボクシングを含めた格闘技自体のファン層は一定の値に達している。この興行を仕切るOPI2000のSalvatore Cherchi は一昨年の秋にアリーナ・ボックスと提携を結んだイタリア最大のボクシングプロモーターだ。 昨年、アリーナの興行にも元WBAライトヘビー級王者シルビオ・ブランコを始めとして幾人かイタリアの選手が派遣されていたが、ソリスの派遣はその返礼とでも捉えればいいだろうか。 元々この試合、ソリスの次なるステップとして3月14日に予定されていた「タイソンの空気パンチで嫌倒れした男」「マッハの逃げ足を持つ男」ブルース・セルドン戦の調整試合にしか過ぎず、まさに「顔見せ」以上の何ものでもない(結局、年末に流れてしまったフランソワ・ボタ戦と同じようにセルドンも直前になって「法律上の理由でアメリカから出れない」という失笑ものの言い訳で敵前逃亡を謀ったわけだが・・・)。 28日の相手であるRajkaiはハンガリーの若手クルーザー級ボクサーで、前の試合から本格的にヘビー級体重に上げただけというまったくの噛ませ犬。 当然ながら、ソリスは悠々と相手を痛めつけ続け、3Rで3度ダウンを奪って圧勝した。 さすがに相手がここまで体重が軽いと、ヘビー級の一発一発は爆弾が炸裂したような音で響き渡る。ソリスの動きも実にしなやかで快調だった。 ほとんどスパーリング感覚で、一発一発確かめるようにパンチをヒットさせていた。 長いラウンドをどう戦うか、のパターンを試しているようにも見えた。 ラッシュをかければすぐ終わってしまうし、それではイタリアくんだりまで飛ばされて試合するもとがとれない。 以前のように頭を振りながらインサイドに切り込んでいくことはせず、軽く動いて中間距離を維持し、そこから力を込めて打ち込むブローが多かった。 ジャブからの長いストレート、ボディストレート、左右のアッパーを多用していたが、これは今後の主武器に成るだろう。 強引に接近戦を挑むより数段、決め手になる。 ▲Odlanier Solis vs Adrian Rajkai Part2 2R以降は、ガッチリとガードを固め、頭を付けあう接近性における細かい連打のパターンテストもしていたが、個人的にはソリスあまり接近戦を挑まない方が得策に思える。 体力的な問題があるのかもしれないが、テクニックを生かすためにも、あくまで出入りの早さで勝負するべきだ。 ダウンを獲ったインサイドからのショートアッパーは見事だったが、驚異的なハードパンチャーという程でもないソリスだと、相手がナチュラルヘビーの実力者を相手にした場合、ここまで見事に効かせられるか疑問だし、くっついていてはスピードも生かせない。 セルドンに逃げられた次戦はドイツに帰っての8回戦だが、相手はタラス・ビデンコやヘンリー・アキワンデ、デビット・トゥア相手にも判定まで粘った中堅どころのシセ・サリフ。 セルドンほどテストにならないだろうが、急遽みつくろったにしてはマシな相手とは言える。 5月には、先に触れたガンボアとのアメリカ・デビューもひかえていることだ。今回のようにインパクトのある勝ち方で、弾みをつけて欲しい。 ▽バックナンバー #020 1.05&2.22 アメリカ興行より #019 2.23 ハレ・アン・デア・ザーレ(ドイツ)興行より #018 12.29 ビーレフェルト(ドイツ)興行より #017 12.23 ハレ・アン・デア・ザーレ(ドイツ)興行より〜その2 #016 12.23 ハレ・アン・デア・ザーレ(ドイツ)興行より #015 10.31 プエルトリコ興行より #014 10.30 ハリウッド(アメリカフロリダ州)興行より #013 10.27 エルフルト(ドイツ)興行より #012 10.19 ベルリン(ドイツ)興行より #011 7.14 ニュータウン(アメリカ)興行より #010 9.15 ロストック(ドイツ),6.16 ブタペスト(ハンガリー)興行より #009 9.21 リューベック(ドイツ)興行より #008 8.18 ベルリン興行より【後編】 #007 8.18 ベルリン興行より【前編】 #006 キューバ勢ウオッチ【亡命事件の顛末】 #005 キューバ勢ウオッチ【ビデオ観戦…の後編】 #004 キューバ勢ウオッチ【ビデオ観戦…の前編】 #003 キューバ勢ウオッチ【前フリ…の後編】 #002 キューバ勢ウオッチ【前フリ…の前編】 #001 はじめに ■おおひなた れい 19○○年生まれ、東京都出身。八王子に屹立する某美大に、不真面目に通う院生。WEB2.0環境の恩恵を受けて以来、本格的に海外ボクシングを見始める。ジョイス・キャロル・オーツの『On Boxing』やブコウスキーに触発され、ボクシングと芸術の関わりについて日々考察中。約2分ほどプロボクサーを志した過去もあり…。 |
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ヨハン・パブロ・エルナンデス負けましたね。 |
カストロ 2008/03/31 18:35 |
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