あしボク編集Blog

アクセスカウンタ

zoom RSS 長谷川穂積の言葉 【酔いどれ前のひとりごと vol.132】

<<   作成日時 : 2011/01/10 14:40   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 3

画像


vol.132 長谷川穂積の言葉


 昨年12月20日にプロフェッショナル 仕事の流儀というNHKの番組を見た。

 ちかごろ珍しいボクシングドキュメンタリーで、登場したのは、ひとつき前にWBCフェザー級王者になった、ご存じ長谷川穂積。

http://www.nhk.or.jp/professional/2010/1220/index.html

 敗れてから再起を遂げるまでの物語で、番組そのものは先が読める展開で、新奇なものはないんだけれども、終りのほうでボクサーが発した言葉は、僕の心に残った。


 負けたら、一生自分を受け入れない自分で生きていかなあかん。自分を否定し続けて生きていくだろうなっていう、勝たないけない、自分を見失わないためにも ――。


 負けたらどうなって、だから勝たなければいけないというセリフに、理は通ってはいないと僕は思う。思うけれども強く残った。

 僕はボクサーではないが、僕は負けた者だし、自分を受け入れられない自分があるし、自分をしばしば否定する。

 自分をずっと見失ったままなのかもしれない。

 そんな僕の心の壊れた箇所が過剰に反応したにすぎないんだろうか。ともかく王者の言葉は僕の心に届き、まだ消えずにある。

 年始そうそう、年甲斐もなく青くさい話になってしまった。面目ない。


▽バックナンバー
vol.131 女あるじ
vol.130 オールド・ファッション・ボクシング〜12
vol.129 ストレート・フェチ
vol.128 内藤vs.亀田を見て .....
vol.127 いやんなっちゃうぜ
vol.126 ハグラーvs.レナード――強者と勝者
vol.125 モハメド・アリ最高試合
vol.124 敗者の残像
vol.123 稀代のボクサー
vol.122 デュランvs.レナードと、六月の雨
vol.121 オールド・ファッション・ボクシング〜11
vol.120 オールド・ファッション・ボクシング〜10
vol.119 ごめんね、テリー・ノリス
vol.118 オールド・ファッション・ボクシング〜9
vol.117 オールド・ファッション・ボクシング〜8
vol.116 オールド・ファッション・ボクシング〜7
vol.115 オールド・ファッション・ボクシング〜6
vol.114 オールド・ファッション・ボクシング〜5
vol.113 オールド・ファッション・ボクシング〜4
vol.112 粟生隆寛、1ラウンドKOを命ず
vol.111 オールド・ファッション・ボクシング〜3
vol.110 世界を制する左を
vol.109 オールド・ファッション・ボクシング〜2
vol.108 オールド・ファッション・ボクシング〜1
vol.107 粟生惜敗で思い出す「女神」…つづき
vol.106 粟生で思い出した「女神の機嫌」
vol.105 粟生が逃したチャンス
vol.104 がれき
vol.103 大場政夫の強さについて
vol.102 ずるずる負け
vol.101 たわごと・ざれごと・えそらごと Part 3
vol.100 日本最高試合その3
vol.99 日本最高試合その2
vol.98 日本最高試合その1
vol.97 たわごと・ざれごと・えそらごと Part 2
vol.96 たわごと・ざれごと・えそらごと
vol.95 追放
vol.94 ゴキブリ発言
vol.93 辰吉、魅惑の3番勝負
vol.92 それぞれの落日
vol.91 運の悪い男
vol.90 ロッカールーム
vol.89 重箱のスミ〜2006年12月号
vol.88 重箱のスミ〜2006年11月号
vol.87 アウトがセーフ
vol.86 重箱のスミ〜2006年10月号
vol.85 ラウンドガールは飯島愛
vol.84 重箱のスミ〜2006年9月号
vol.83 夢の始まりは…
vol.82 重箱のスミ〜2006年8月号
vol.81 拳聖ふたたび
vol.80 重箱のスミ〜2006年7月号
vol.79 重箱のスミ〜2006年6月号
vol.78 重箱のスミ〜2006年5月号
vol.77 重箱のスミ〜2006年4月号
vol.76 重箱のスミ〜2006年3月号
vol.75 悪いのはだれだ? おれだ…
vol.74 オサム会長はおっきいのがお好き
vol.73 重箱のスミ〜2006年2月号
vol.72以前 夜明け前,カメダ・ワールド,重箱のスミ〜2006年1月号,逆転の貴公子,ほんの少しの恐怖,ジャブを出せ,ガッツ石松 vs ロベルト・デュラン〜もちろん架空〜エキジビション,最強という名の幻想,年間最高試合について,これぞ伝説,アリ、フレージャー、そしてフォアマン,だけどファイティング原田は好きだった,なんとなく空想対決[G.フォアマン vs B.サップ],拳聖....etc.


■酔田振男(よった・ふりお)
1953年生れ、東京都出身。街頭テレビで藤猛vsニコリノ・ローチェを見てボクシングに惹かれ、観戦通いを始める。今はもっぱらテレビ観戦。ここ数年は週2回のキャバクラ通いに余念がなかったが、年のせいか近頃控えめ。(有)トランス企画社長。独身。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
このセリフはグサッと来ましたね。
多くの人が挫折して、人生に折り合いをつけられなくても
それでもなんとか前向きに生きようともがくわけじゃないですか。
頂点でもがく長谷川選手に対してどうこうではなく、
観ている凡人の自分に対してキツく刺さる言葉でした。
birds of fire
2011/01/10 19:45
それほどの気持ちで臨んでいたのは痛いほどわかるつもりだけれど、負けたら自分を否定し続けて生きていく…というほど追い詰めなくてもいいのに、なんて考えるのはわかってないってことなんでしょうか。
[井]
2011/01/12 00:59
はじめまして。
たまたまこちらに辿りつきまして、コメントさせていただきます。
「負けたら、一生自分を受け入れない自分で生きていかなあかん。」という言葉は、
あの番組でインタビューを受けた時期の長谷川選手の、<特別な事情>から発せられたものだと私は思いました。
長谷川選手の試合を心の支えにしながら壮絶な闘病をしてこられたお母様に彼が最後に見せたのは、
モンティエル戦で打ちのめされ、敗者となった自分の姿でした。
お母様が長谷川選手に対して、生前最後に、声を振り絞るように仰ったのは、
次の試合を自分は観に行けないけれど頑張って、という内容の言葉だったそうです。
母の最後の願いに応えるため、彼はどうしても次の試合に勝って、その勝利を母に捧げたかったのです。
彼は、負けたままの自分の姿が、自分のためにも、また、母のためにも許せなかったのでしょう。
「負けたら、一生自分を受け入れない自分で生きていかなあかん。」というあの言葉は、
長谷川選手の、そんな特別な事情や心の内を表したものだったのではないでしょうか。
長谷川選手は、決して、「負けたら負け犬」と思うような後ろ向きの人ではないと思います。
judie
2011/01/15 11:43

コメントする help

ニックネーム
本 文
長谷川穂積の言葉 【酔いどれ前のひとりごと vol.132】 あしボク編集Blog/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる