連載:酔田振男の酔いどれ前のひとりごと vol.73 重箱のスミ~2006年2月号

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 これまであしボクWebで連載していた「酔いどれ前のひとりごと」、今回のvol.73から本Blogにて更新していきます。

 過去72回という、最長を誇るコーナー、今後ともよろしくお願いいたします。
※vol.72以前は → こちら

vol.73 重箱のスミ~2006年2月号

画像ボクシング・マガジン

○ ボクシング版ワールドカップって、国と国との団体対抗戦らしいが、ボクシングに団体戦というのがピンとこない。年くってるんでアタマ硬いせいかしらん。

○ 損害賠償でドン・キングがまたやってるなあ。キングと訴訟はセットだ。

○ 名門クロンクジム閉鎖か。同ジムを名門たらしめたのはトーマス・ハーンズの出現だったが、そのハーンズも家庭内暴力で逮捕とある。まあこれは騒ぎたてるほどのことじゃなさそうだけど、確実なのは時間が流れているっていう、ありきたりなこと。

○ 「一撃必倒」はリカルド・ロペス。カルロス・サラテとの比較があるが、時代のせいなのか分からないが、サラテのほうがスリリングだった。ロペスは磐石だった。日本にきて大橋秀行を倒したが、あのとき、試合を見ながら、ロペスは大橋を恐れていると感じた。まさかこんな大きな足跡を残すなんて思いもしなかった。彼の一撃は異次元空間から飛んでくる火の玉だった。たらればだが、軽量級であったがゆえにより偉大になれたのかもしれないし、軽量級でなかったら、もっともっと認知されたに違いない。

○ 読者コーナーに文通希望というのがあるが、ずーっと昔は文通はいろんなとこで流行った。ン十年前に、なにを隠そう、あたしもやりました。北海道と大阪と福岡と、3人の女の子とやってました。
 だけど、あれってさ、結局最後は写真送れってことになってさ…。いいよ、男前だったらさ。でも一応年頃だしさ、写真送ったら嫌われておしまいだなあなんてさ、そういう時期があるじゃない、顔が悪くちゃ勝負にならないっていう時期がさ。そんなことはないって、正面きって堂々と言う人、悪いけどオレ信用おけない。
 脱線したけど、文通がいまもあるっていうのは賛成。悪いもんじゃないよ。

画像ワールド・ボクシング

○ 「勇利を破った男」「粟生に勝った男」…よくあるフレーズだけど、懐かしい。「レナードを破った男」とか「浜田に勝った男」とかね。

○ ADIOS 2005。墓碑銘。白黒フィルムでしか知らないがマックス・シュメリングは99歳。彼は除くにしても、みんな総じて死ぬにゃ早い。

○ ロベルト・デュランさん54歳が試合会場に現れた。とうとうデュランも、さん付けで呼ばれるようになった。

○ 尾崎恵一インサイド・トーク。“業界人が他の人気格闘技に対して卑屈になっている”という指摘は、当たりだなあ。人気回復へ出来ることはあるんだろうけど、机のうえではいくらでもあるんだけど、とりあえず思うに卑俗なんだけど…テレビだなあ。
 衛星放送はまだだめ。地上波。月に2回程度の深夜放送じゃ話にならない。ゴールデンでやる世界戦も、ぱっと見、面白いかどうかはやってみなければ分からないし、そんなにね、釘付けになるような試合はないからなあ。どうやって一般大衆にこっちを向かせるか。亀田人気にすがってばかりじゃだめなんだけどね。

飯田覚士 の直撃トークはコウジ有澤。世界のリングには行かなかったが、ストレートパンチャーだし、駆け引きができないブキッチョな面がいつものぞいて、好きなボクサーだった。イケメンだし、こういう選手をもっとうまく大衆にアピールできなかったもんかなあと今にして思う。

■酔田振男(よった・ふりお)
1953年生れ、東京都出身。街頭テレビで藤猛vsニコリノ・ローチェを見てボクシングに惹かれて観戦に通う。今はもっぱらテレビ観戦。ここ数年は週2回のキャバクラ通いに余念がない。(有)トランス企画社長。独身。


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