手放しで喜んでいいことではない.....つづき

 こないだ書きかけただけでやめたこれのつづき・・・・なんとなくわかったであろうとは思うけど、8月30日に大阪で行われたWBAスーパーウェルター級暫定王座決定戦、石田順裕(金沢)が3-0の判定でマルコ・アベンダーニョ(ベネズエラ)を破った試合について。

 試合内容も石田にとってよかったようで、勝ったこと、“世界チャンピオン”になったことじたいは、ひとまずめでたいこととしよう。

 しかし――試合の内容や結果以前に、なんでこの試合が「世界タイトルマッチ」になったんだってことを問題視しないのは、やっぱり不健全だ。

 1年以上試合しないダニエル・サントスをほったらかし、なおかつ1~2位でもないランカーにホイホイ認定するWBAももちろんおかしいが、このカードを暫定王座決定戦にしようとする側も同じくらいどうかしてる。

 「まあまあ、勝ったんだからエエやないか」なんて能天気なこと言う輩もいるかもしれない。あるいは「うちらだけやなくて、世界中あちこちでやっとるやんけ!」と居直る向きもあろうけど、やっぱりこんなのはNo Goodだ


 こんなことしてまで“世界戦”がやりたいのか。

 こんなことしてまで“世界チャンピオン”を作りたいのか。

 こんなことしてまで“世界チャンピオン”を増やしたいのか、増えりゃいいなんて考えてるのか。

 こんなことしてでも“世界チャンピオン”になりゃ・・・・まあ、ボクサー当人や近しい人はうれしいもんなのか(苦笑)


 でもなァ・・・・・ファンとしては、

 こんなことされてまで“世界戦”が多く見られりゃいいとは思わない。

 こんなことされてまで“世界チャンピオン”が多く生まれりゃいいとか、増えりゃ万々歳とも思わない。

 なにより、こんなことされてまで世界チャンピオンが生まれたり増えたりしたことろで、ボクサーやボクシング全般の人気・知名度向上にはつながらない。

 メディアの末端にいる者としても、そう強く思う次第。


 暫定王座なんて虚像に無闇やたらに飛びつかない思慮と理性を持ってほしい。

 同じようなことしようとする拳闘屋さんがこれ以上出ないことを祈る。

[井]

この記事へのコメント

弱打者
2009年09月03日 12:17
民主党の地滑り的大勝のことではなかったんですね。
[井]
2009年09月03日 21:38
なかったですね。

民主党、内心うろたえてんじゃないですかね…。
くそくらえ
2009年09月06日 00:59
同じようなこと考えてるのばっかりだよ、拳闘屋さんなんて。

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