WBCトリプルヘッダー

 8日、東京・両国国技館で行われたトリプル世界タイトルマッチ。メインは特に、緊迫感に満ちた好試合だった。


☆WBC世界バンタム級タイトルマッチ
山中 慎介(帝拳)
 TKO12R 1分57秒
マルコム・ツニャカオ(真正)


 ロハス戦ほどではなかったものの、3回にキレある左ストレートで2度ダウンを奪った山中の完勝ペースかと思ったら――ツニャカオの粘りとタフネスに感心。最後まで“ひょっとすると…”と思わせる動きを見せていた。

 左で仕留めることに固執したせいか(?)、山中は攻めが単調に見え、危ういシーンも見せたけど、フィニッシュの3連打は見事だった。


☆WBC世界フライ級タイトルマッチ
八重樫 東(大橋)
 判定 3-0《115-110, 116-109, 117-108》
五十嵐 俊幸(帝拳)


 11回でストップしてもよかったか…八重樫が自身のラフなスタイルに巻き込み、試合を支配。

 ちょっとアツくなりすぎたか、打ち合う時間が長い展開(しかも両目をカット)だと五十嵐には分が悪い。


☆WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
三浦 隆司(帝拳)
 TKO 9回1分21秒
ガマリエル・ディアス(メキシコ)


 計4度のダウンを奪う三浦の圧勝だった。

 内山高志と統一戦をやったら、前回よりいい勝負をしそうな予感…。


 3つともいい試合だったが、WOWOWエキサイトマッチと放送時間モロかぶりだったのは残念。そして・・・・出ていた面々は豪華だったけれど、バラエティ番組の一コマ的扱いは全然“深イイ”ものではなかった。

 こんな抱き合わせをしなきゃ見られなかったのか…という現実に空しさを感じさせられたのは、もっと残念だった。

[井]

この記事へのコメント

上撰
2013年04月09日 07:07
エキサイトマッチを録画にしてこちらを見ました。
山中vsツニャカオなかなか良い試合でした。
この結果を見るとトリプルで放送してほしかったですね。
確かにバラエティの一コマ扱いは「アレッ」って感じでした。
あまり触れたくないのですが、前日の世界戦?のテレビ枠の扱いと比べると、虚しさを感じますね。
ねぎトロ巻き
2013年04月09日 07:30
世界戦3つとも良い試合、ハラハラドキドキ感実にスリリングでした。山中選手の進化 今後も楽しみ大化け期待しています。
ajidan
2013年04月09日 08:10
山中の品格あるボクシングに比して、品のない番組構成。録画で見て正解というのが本音でした。それと毎回思うのですが、「実況+解説なし」の副音声(会場音のみ)で見られる、という選択肢が欲しいです。※私はこの日もう一つの興行ダイアモンドグローブ&DANGAN70を観戦に、後楽園ホールへ。世界戦に負けず劣らずの激闘続きでした。特にセミのスーパーライト級王座決定戦は秀逸の熱戦。予想したより遥かに客の入りがよかったです。
[井]
2013年04月09日 13:30
そうだ、ホールの興行もカブッてたんでした。

こういう“食い合い”、なんとか避けられないもんかといつも思います。
borokabusamurai
2013年04月09日 21:07
地上派のボクシング中継はダサイと言うか浅い。ただ彼らマスコミが日本人視聴者を舐めたバライティーサイドです。自分は民放は観ません。ただ今月の国内MVPはマカオでバスケスJRを破った石本選手だと思います。
[井]
2013年04月10日 00:48
「ボクシング中継」の番組枠だけでは制作費(?)がまかなえず、あんな形式でもって放送したのだろうと想像しますが…ボクシングに限らず、より多くの人の気を引こうとするあまり、見てくださいと言われなくても見るような熱心なファンを失望させる中継が多いですね。
ぽんたろう
2013年04月10日 14:03
正直言うと

それでも放送してもらえてうれしい気持ちもあります。

現地まで足を運べない環境にある私は、あんな形の放送でも見れて良かった。

試合についての感想は、まれに見る熱戦で見応え十分でした。
あんな試合ばかりが放送されればボクシングの人気も復活するのでは?
[井]
2013年04月11日 22:54
おっしゃるとおり放送されないよりはマシなんですが、かといってああいうのを容認する気にはなれない、というもどかしさがあります…。

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