マック田口の《キコ・マルチネスvs.長谷川穂積》手記

 4月23日、大阪城ホール。IBF世界スーパーバンタム級チャンピオンのキコ・マルチネス(スペイン)に挑み、7回TKOで敗れた長谷川穂積(真正)に密着した“あしボク関西支部”マック田口による手記――

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 第7ラウンド、2度目のダウンを奪われレフェリーが両手を振った瞬間、長谷川自身が「集大成」と語った試合は終わりを告げた。しかし、レフェリーに語りかけられ、うなずく長谷川の表情は「ボクシングを好きでいられた」という晴れ晴れとした笑顔に見えた。

画像 今回の世界戦を生で見て肌で感じたのは、長谷川がこんなにも人を魅了し、これほどまで人を感動させることのできるボクサーになっていたんや…という驚きと喜びだった。

 まさに記録にも記憶にも残ったボクサー長谷川穂積。

 初めて取材をさせてもらってから12年。干支が一回りするほどの歳月が経っていたが、その間には世界の舞台を間近で見て興奮を覚えたり、フェルナンド・モンティエルとの統一戦で心震えたりと、貴重で濃密な経験をさせてもらったと心底思う。

 現時点で本人の口から去就は語られていないが、現役続行か、あるいはもし違ったとしても(文字にもしたくない。まだ長谷川のボクシングを見たいという葛藤がある…)、新たな長谷川穂積の人生に幸あれと心より願う。本当にありがとう。

《文中敬称略》

[あしボク特派・マック田口
 Makoto "Mac" Taguchi

この記事へのコメント

じゃぶ
2014年05月10日 07:05
天国と地獄・・・
ボディーは地獄、顔面は天国・・・
こんな言葉を聴いたことがあるのを思い出しました
長谷川さん おもいっきりぶん殴られて

気持ちよかったのでしょうね(涙)

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