After the "RING KINGS"

しかし、翌日のシーザース・パレスの変貌ぶりをどう説明しよう? あれほどまでに着飾って闊歩していた黒人たちがどこにも見当たらず、もはや「THE WAR」の話をしている人など皆無なのだ。

 その昔、香川照之氏が《レナード×ハーンズ2》をラスベガスで生観戦、連載していた「熱病的思考法」に書き記していた一節(『ボクシング・マガジン』1989年8月号)を思い出した。

画像 たしかに――

 一夜明けたら、会場だったMGMグランドですら試合の余韻らしきものはほとんどなく、試合のプリントTシャツを着た人を散見する程度。

 カジノからガーデンアリーナへつながる通路等々に吊るされていたこれら()は、試合が終わった晩のうちに撤収されていたし、FIGHT WEEK中にメディアセンターとなっていたボールルームはすでに別の催しに使われていた。

画像 それでも、ホテル正面玄関のライオンリングはまだ残っていて、記念撮影スポットとしての役割をになっていた。
(夜ここの前を通ったら、黒幕で囲われ、片付け準備の状態になっていた)

 外へ出れば頭に看板を載せたタクシーもまだ走っていたし、安モーテルへ戻るのにちょっと歩いてMGMグランドを振り返っても、メイウェザーが誇らしげに手を上げてはいたけれど()……やはり、余韻らしきものは感じられず“宴は終わった”の雰囲気ははぬぐえず。

画像

 すぐに帰るのはもったいないと思ったりして一日長く滞在したものの、徒労感も少々(苦笑)

 ダルビッシュが先発したレンジャーズに賭けて負けたから、というだけでなく、スケジュールに余裕があるなら居残るよりも前入りするほうがいい、ということを感じた次第…。

[井]

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