書店でなんとなく手に取ってパラパラめくり、ある登場人物の名前が目に止まっただけで購入した、
『吹部!』(角川文庫)――東京都八王子市にある高校の、
吹部(すいぶ=吹奏楽部の略)の物語――を読了。
楽器店のオーナーで主人公の一人にチューバを教えることになる人が出てきて…その人の名が、「辰吉さん」だった。
登場頻度はそれほどではないけれど、物語の後半にちょっと重要な役割も果たす。手に取った最大の理由はこの「辰吉さん」の存在だったが、作品じたいも面白いものだった。
作者はボクシング好きでもあるのか、そうではないのか……「辰吉さん」を登場人物の名前にした理由が、読み終わった今も気になっているw
[井]
吹部! (角川文庫)KADOKAWA/角川書店
2016-06-18
赤澤 竜也

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この記事へのコメント
今からすると想像できないけれど、存在が大きかったと思う。