テーマ:Web連載

オスカー・デラ・ホーヤについて 【酔いどれ前のひとりごと vol.185】

vol.185 オスカー・デラ・ホーヤについて  1990年にWOWOWエキサイトマッチが始まった。そこから数えたら最大のスターはオスカー・デラ・ホーヤだと思うが、振り返ればベストセラー小説みたいに思える。  注目も熱狂も凄かったが、今、デラ・ホーヤの試合を見返す人はどれくらいいるだろう。  ヘナロ・エルナンデ…
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空前絶後のボクサー 【酔いどれ前のひとりごと vol.184】

vol.184 空前絶後のボクサー  後にも先にもアンタだけ、みたいなボクサーだった。  いや、もう、こんなスタイル見たことねーよって、いいのかよ、そんなボクシングでって、じきに潰されちまうんじゃねえかって、誰か強い、正統な香りのするボクサーにメチャンコやられちまうんじゃねえかって。ついでにアンタを快く思わぬ輩(やか…
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怖かった ~山中V13ならず~ 【酔いどれ前のひとりごと vol.183】

vol.183 怖かった ~山中V13ならず~  1ラウンドの挑戦者の、斜め下から来るフックを見て、これが狙いのパンチか、だけど王者ならすぐに慣れて見えるだろうと思った。しかしラウンドが進むにつれて怖くなってきた。  先に当てたもん勝ちか。が、気になってしょうがないのは距離だった。王者の距離じゃない。挑戦者の距離だ。…
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負けたら引退 【酔いどれ前のひとりごと vol.182】

vol.182 負けたら引退  人気のあるボクサーがインタビューに応えて、負けたら引退ということを口にすることがあった。退路を断って自らを鼓舞するためだろうと、たいして気にも留めなかった。  三浦隆司、内山高志と看板ボクサーが相次いで引退して、それでどうだこうだじゃなくて、実は僕自身が病を得て、救急車で二度も搬送され…
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山中慎介V13なるか 【酔いどれ前のひとりごと vol.181】

vol.181 山中慎介V13なるか  内山高志がV11を果たしてから、《具志堅用高V13》がいよいよ破られる時が近づいてきたと思った。  内山だけではない。続いて山中慎介も超えていくかもしれない。同時代に日本人ボクサー2人が具志堅超えをしていくのか。  具志堅引退後、10年足らずで、その防衛記録を同クラスの韓…
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次はゴロフキン 【酔いどれ前のひとりごと vol.180】

vol.180 次はゴロフキン  朝メシの前にテレビをつけたらベテラン司会者が村田諒太にインタビューしていた。その少し前にも、NHKの『クローズアップ現代』という番組で、似たような内容をやっていた。  いつまでやってんだろ。  あの試合が物議をかもすのはわかるが、メディアの扱い方には食傷する。  正義の御…
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2017.4.12 【酔いどれ前のひとりごと vol.179】

vol.179 2017.4.12  もう2カ月近くも前になるけれど…浅田真央引退会見をニュースで見た。  この稀代のスケーターに、僕は春風にくるくる回る風車(かざぐるま)というイメージがまっさきに浮かぶ。  オリンピック、勝てたはずが勝てなかった、その無念を胸底に、たぶん、沈めて、舞姫は舞台を降りた。なこと、…
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田中恒成 【酔いどれ前のひとりごと vol.178】

vol.178 田中恒成  いい選手だなあ。  試合後のリング上で相手を正直に称えていたのもよかったし、先輩ボクサーをリングにあげるのも、演出であろうとなかろうと、ファンサービスとして、畑山隆則を彷彿とするものがあったりして、アクの強そうな気性と、ケレンミのない、堂々のファイトはボクサーとしてグッド。  おみそ…
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井上尚弥 【酔いどれ前のひとりごと vol.177】

vol.177 井上尚弥  井上尚弥が今回もまた相手を一蹴して、ここ2日間のドラマチックなボクシングタイムのトリを飾った。  スピードもパワーもバランスも図抜けて、なこと、見りゃわかることだけど、いくら見てもわからないことがある。  あの当てカンの良さ。  あれはどっからくるんだろ。猛練習で培われるんだろ…
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村田の背中に 【酔いどれ前のひとりごと vol.176】

vol.176 村田の背中に  村田諒太、残念だった。勝って、ボクシングがより注目されると期待したけどなぁ。  試合見てて、遅かれ早かれ村田のKOだなと思ってたけど、だからどっかで気がゆるんで見てたのかもしれないが、村田の背中に、グレグ・リチャードソンをやぶった時の辰吉丈一郎がだぶってきて、きっと相手のアッサン・エン…
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あらたしき年に 【酔いどれ前のひとりごと vol.175】

vol.175 あらたしき年に  帰省先で、足の踏み場もないほどの茶の間で、2台並んだテレビを独り占めして、リモコン握りっぱなしで、立ち通しで、メシは後回しにして、内山高志と小國以載を見続けた。  はじめは最悪、内山だけ見られればいいと思っていた、その1ラウンド。  あれ、なんか様子がちがうなって、前回が前回だ…
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ボクシング興行今昔 【酔いどれ前のひとりごと vol.174】

vol.174 ボクシング興行今昔  ここ何年か年末にボクシング興行がありますが興行サイドは潤っていますか。昔はお正月にやっていて楽しみでした。大場政夫の試合があった記憶があります。  年来の友人からそんなメールがきて、う~ん、そうなんだよなあ。おっきな声で言ってはいけないことかもしれないし、どうでもいいことなのかも…
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無謀という名の炎を残して 【酔いどれ前のひとりごと vol.173】

vol.173 無謀という名の炎を残して  ラウル・ロハス戦の沼田義明やアントニオ・ゴメス戦の西城正三、マービン・ハグラー戦のシュガー・レイ・レナード、近くはローマン・ゴンサレス戦の八重樫東――  そしてウーゴ・ルイス戦の長谷川穂積。  やめておけばいいのにと傍観者は思うような、無謀な、無茶な、常識はずれな、常…
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Diamond Glove

 ポスター新作は――  12月8日(木)に東京・後楽園ホールで開催のダイヤモンドグローブ、拳四朗登場! art direction & design by andodesign ← 「石の拳」カバーデザインも! http://www.facebook.com/media/set/?set=a.27990504535…
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尾川vs.内藤2!

 ポスター新作は、12月3日(土)に東京・後楽園ホールで挙行されるダイナミックグローブ――  尾川堅一×内藤律樹、注目の再戦! art direction & design by andodesign ← 「石の拳」カバーデザインも! http://www.facebook.com/media/set/?set=a…
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惨劇大好き 【酔いどれ前のひとりごと vol.172】

vol.172 惨劇大好き  知人のSさんのブログを見ていたら、ジョージ・フォアマンがジョー・フレージャーを倒してヘビー級王者になった試合後の、ごった返すリングで、フォアマンがフレージャーに挨拶にいったシーンを40年後に発見したという記事があった。  Sさんのブログは、ジャック・ジョンソンからマニー・パッキャオまで新…
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1番 【酔いどれ前のひとりごと vol.171】

vol.171 1番  ことボクシングに関して、オリンピック金メダリストとプロボクシング世界王者と、どちらに値打ちがあるか、人はどちらを見るか。  ローマ五輪で金メダルを川に投げ棄てたというカシアス・クレイを見るまでもなく、断然プロボクシング世界王者だった。何よりも片やアマチュア、片やプロフェッショナルだ。  …
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だから落ち着かない 【酔いどれ前のひとりごと vol.170】

vol.170 だから落ち着かない  ビデオテープが現れ衛星放送が始まりパソコンが登場しインターネットが普及して、へだてる場所も時間もなくなって、やれ嬉しや、古今東西のボクシングが日に日に手軽に見られるようになって…けんど、なんか、どっか、おかしい。  気持ちが落ち着いて、だから落ち着かない。 ▽バックナン…
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具志堅越え 【酔いどれ前のひとりごと vol.169】

vol.169 具志堅越え  世界奪取最短記録はすでに超えた。最多防衛は内山高志が今一歩で逃し,山中慎介が迫っているが、まだやぶられていない。  具志堅用高のもうひとつ越えてほしいものがある。数字の記録ではなく、世界奪取したあのファン・グスマン戦、試合そのものの凄さ。見るものの感情がどれだけ動いたか、それが数値になる…
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連想 【酔いどれ前のひとりごと vol.168】

vol.168 連想    この間の井上尚弥の試合を会場で見ていたとき、場内に《NAOYA》の電飾掲示があって、それを見ているうちに、今や伝説のボクサーとなった高橋直人を思いだしていた。  NAOYAのNAOとNAOTOのNAOがダブっただけのことなんだけど。  クラスも時代も違うが、二人が対戦したらどうなる…
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海の向こうに怪物がいる 【酔いどれ前のひとりごと vol.167】

vol.167 海の向こうに怪物がいる  時々やる海外ボクシングのテレビ中継や新聞の隅っこに載る海外ボクサーの試合結果に、凄いボクサーがいるんだな凄い試合があるんだなと、ワクワクしていた。  情報がないぶん、コネもツテもカネもないぶん、勝手に思いをはせるしかなかった。  海の向こうに怪物がいると胸躍らせていた日…
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イチロー 【酔いどれ前のひとりごと vol.166】

vol.166 イチロー  凄いね。日米通算の世界記録か。  日米合算だからホンモノじゃないみたいな言いぐさがあるけど、逆だよな。日米合算だから余計に凄いんだ。生活の場を移して、環境を変えて、勝負していく。それがどういうことか。言葉が違い、食い物が違い、陽気が違い、しきたりが違い、人物が違い、実はおれもわかってないん…
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追悼 【酔いどれ前のひとりごと vol.165】

vol.165 追悼  モハメド・アリが亡くなって、繰り返しになりそうだけど、浮かぶことをちょっと。  一番好きな試合はソニー・リストン第2戦。1ラウンドKOで、八百長だの空気パンチだの言われるけど、そうかもしんない、そうだったらそうでいい、しゃあないじゃん。だけど好きなんだ。これがボクシングだという純度の高い試合に…
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ボクシングフェス5.8 【酔いどれ前のひとりごと vol.164】

vol.164 ボクシングフェス5.8  八重樫東、井上尚弥、ともにメキシカンに手を焼いたが判定防衛した。  1Rを見て、リカルド・ロペスっぽい挑戦者はパンチスピードなく、八重樫の中盤KOを予見したけれど叶わず、2-1の判定勝利になった。割れる採点じゃないけどな。  試合後のインタビューは、いつもながら正直で自…
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陥落 【酔いどれ前のひとりごと vol.163】

vol.163 陥落  田口良一と河野公平、2試合ともなかなか倒しきれない、じれったい試合だった。まあそれも内山高志の鮮烈なKO劇を引き立たせるための試合だったかもしれないなんてタカをくくっていたが、世の中、なにが起こるか、わからないんだねえ。  1Rを見てて、マービン・ハグラー×トーマス・ハーンズ戦が出てきて、ハー…
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2015.12.31 大田区総合体育館 【酔いどれ前のひとりごと vol.162】

vol.162 2015.12.31 大田区総合体育館  内山高志は体の芯がぶれず、立ち居がきちっと決まっていて、その好戦的ファイトは、見る者の居住まいをただす凛としたものがある。  同じ時代にいる幸運を喜び、同じ時空にあることをもったいなく思いつつ、ふと内山を破るにはどうすればいいか、試合が早くに終わったせいか、ざ…
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2015.12.29 有明コロシアム 【酔いどれ前のひとりごと vol.161】

vol.161 2015.12.29 有明コロシアム  会場に入ったのは《細野悟×下田昭文》戦の8ラウンドだった。この試合が実は一番のお目当てというファンも少なからずいて、僕にはもうそんな情熱はなく、そういうファンが羨ましい。  井上拓真はスピードがありステップも良く、いい選手なのに、僕には両腕のガードの揺れが気にな…
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女神が仕組んだ試合 【酔いどれ前のひとりごと vol.160】

vol.160 女神が仕組んだ試合  シュガー・レイ・レナードとトーマス・ハーンズは1981年9月16日になぜ戦ったんだろうと、このごろときどき思う。  相手の衰えやマネー釣り上げのために時間稼ぎをやったり、負けるのが嫌だったり怖かったりで対戦をはぐらかせたり、そんなこといくらでもウソの理由をくっつけてできるはずなの…
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山中、危なかった 【酔いどれ前のひとりごと vol.159】

vol.159 山中、危なかった  山中慎介×アンセルモ・モレノ戦を観戦した。  選手入場前に起立してリングを見ながら国歌を聴くのは、神様のいない御輿を見つめるようで味気ないが、テレビとの折り合いで止むを得ないか。  序盤、射程をはかりながら「さぐる」から「仕留める」へ、モードを切り変えて、あとはピンポイント爆…
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グレート金山vs.大蔵秋彦 【酔いどれ前のひとりごと vol.158】

vol.158 グレート金山vs.大蔵秋彦  どうにも忘れ難い試合がある。  1992年10月3日、グレート金山こと李東春(イ・ドンチュン)が大蔵秋彦を10RでKOした日本バンタム級タイトルマッチ。  あの試合の何が印象深かったのか。  確認のため試合映像をYouTubeに求めたが見つけられず、仕方なく自…
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